創薬
アルツハイマー病や2型糖尿病に関与するIAPP・アミロイドβの凝集抑制に関与するBRI2/BRI3のユビキチン化経路を標的とした化合物探索の共同研究。
T細胞のガングリオシド含有量を糖脂質含有ナノ粒子製剤(GlcCer-LNP)で制御することにより、炎症を制御する。
細胞特異的な認識抗体によるアレルギーや肥満細胞腫の治療コンセプト。マスト細胞が関与していると思われる慢性蕁麻疹など発症原因が不明な皮膚疾患への適用も期待される。

創薬関連技術は、弊社運営ウェブサイト【Bionauts】に多数掲載中です。(英語のみ)
診断薬
Largenの発現と明細胞性RCCの悪性度の関係を解析し、Largenの発現はグレードの経過とともに増加する傾向があり、Largenが高い患者では根治的腎摘除後の予後が悪くなることを明らかにした。
PD-1阻害剤を投与した患者の予後調査から、irAEの一つである間質性肺炎が特定のHLA型の患者に多く見られることに着目し、特定の抗原と抗体を間質性肺炎リスク判定のバイオマーカーとして同定。
がん細胞診断/in vivo観察が可能な新規ICG誘導体による光音響イメージング剤。酸性環境下でのみ吸収波長がシフトしリアルタイムイメージングを実現。
R&Dツール
本技術により、抑制されていた癌抑制遺伝子やエピジェネティック制御異常に起因する難病、Utrophinの発現誘導による筋ジストロフィー疾患治療などのエピゲノム療法への応用が期待される。
りん光を用いて自家蛍光なし、多色イメージングも可能。虚血性疾患(がん、心筋梗塞、動脈硬化など)や生活習慣病(脂肪肝、糖尿病など)の創薬・試薬に向けた共同研究。
有機ELにも用いられるイリジウム錯体を用いたりん光のイメージングの研究。生きた小動物組織内の血管イメージングなど多彩なイメージングが可能。
その他
皮膚表皮中のケラチン10の特定修飾構造を検出することにより皮膚老化状態を評価する。
肺手術中の術視野の画像から肺からの空気漏れ部位(肺瘻)を診断支援する画像診断AI。
トリコテセン系カビ毒DON(デオキシニバレノール)およびNIV(ニバレノール)とそれぞれ選択的に反応するモノクローナル抗体群。本技術により、トリコテセン系カビ毒を網羅的に簡易検出が可能になり、安全な麦の生産に貢献できる。