翻訳効率の向上によってmRNA医薬の課題をクリアする
Advantages
想定用途
- mRNAワクチンの抗原タンパク発現量の増加
- Crispr/Cas mRNAに組み込むことによる遺伝子編集効率の向上
- ウイルスベクターを使用しないiPS細胞の作製
Background and Technology
mRNA医薬はウイルスベクターを使う必要がなく、発がん等のリスクの低い遺伝子治療として注目されているが、人工mRNAは細胞内において不安定であることが大きな課題となっていた。
発明者らは細胞での人工mRNAの分解機構の解明と安定化にする研究をすすめている中で、RNAの分解抑制ではなく翻訳効率を亢進させる機構に着目した。ある遺伝子の非翻訳領域を人工mRNAに組み込むことにより、導入細胞でのタンパク質の翻訳効率が向上することが示された。
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