- 超音波—重力複合場中の粒子解離挙動を利用した平衡定数の半定量
- LSPR法やQCM法における測定時間の長さ、試料の必要量といった課題を解決し、特別な装置や技術も不要
- Ka = 102-109 M-1の平衡定数を計測可能
- タンパク質-リガンド間平衡定数の半定量を実証済
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超音波放射力による粒子解離で分子の平衡定数を半定量
2022/12/08 16:46 - コメント
配向を制御可能なセルロースナノファイバーの立体成形技術
2022/12/01 12:04 - コメント
電気泳動堆積法を用いた配向制御可能なセルロースナノファイバー(CNF)の立体成形技術 ・簡単なステップで継ぎ目なしの立体構造が成形可能 ・印加電圧を変化させることでCNFの配向が制御可能であり、弾性や摩擦係数など様々な特性を変化させることが可能 ・ウイルスの99.8%が不活性化する抗ウイルス機能あり
iPS細胞からの血管内皮前駆細胞(EPC)の高純度分化誘導脳毛細血管内皮様細胞(iBMELC)を用いたBBBモデル
2022/11/17 13:54 - コメント
iPS細胞から誘導した血管内皮前駆細胞 (iEPCs)からのiBMELCs分化誘導の最適化により、遺伝子発現やバリア機能がヒトのBMECsに近い細胞の誘導に成功。iEPCsはiPS細胞からの誘導や拡大培養、凍結保存が容易で凍結細胞を分化源とすることが可能。ペリサイトやアストロサイトとの共培養による汎用性の高いヒトBBBモデルの開発が可能。
ABS樹脂よりも耐衝撃性に優れたポリ乳酸ブレンドポリマー
2022/11/02 14:23 - コメント
バイオプラであるポリ乳酸(PLA)にバイオマス由来材料を混錬したブレンドポリマー。ABS樹脂の2倍以上、PLA単体では約30倍以上の衝撃耐性。バイオマス由来の材料として石油由来のABS樹脂に代わる可能性あり。
IgG型二重特異性抗体
2022/09/27 12:27 - コメント
- 副産物を理論上生じない構造。
- 副産物に基づく副作用リスクの回避と製造における分離精製工程の簡便化を可能とする。
- IgG型抗体と同等の特性・安定性。
二重特異性抗体は2つの異なる抗原、あるいは同じ抗原の2つの異なるエピトープを同時に結合する抗体分子であり、2つのモノクローナル抗体が相乗的に作用することにより優れた効果が期待されており、がん免疫療法や自己免疫疾患治療など様々な研究開発が盛んに行われている。その中でも、 IgG 型二重特異性抗体は、物性や活性などが優れていることから、注力して開発が行われている。
IgG 型二重特異性抗体は基本的に 2 種類の重鎖と 2 種類の軽鎖の計 4 種類のポリペプチド...
間質性膀胱炎の新規治療標的
2022/08/23 16:54 - コメント
モデル動物と患者の遺伝子解析から同定された標的で、これまでの治療方法とは異なる新規の治療メカニズム。全身投与が可能であり、患者の不快感の高い膀胱注入を避けることができる。近年承認されたDMSOの注入療法よりも高い効果が期待される。別疾患で開発中の阻害薬をIC用途に適用を拡大して開発することも可能。
骨自発浸透でゲルとのハイブリッド層を形成する骨接着強度の高いインプラント材料
2022/08/05 11:09 - コメント
骨自発浸透でゲルとのハイブリッド層を形成する骨接着強度の高いインプラント材料。 ゲルの柔軟性・強靭性とゲル/ハイドロキシアパタイト融合層の安定性。 本研究室で開発された高強度ダブルネットワークゲル(DNゲル)による材料 ウサギ大腿骨顆部の骨欠損部への埋植実証済み サンプル提供、製造・成形技術の提供・アドバイスが可能
細胞形状を保った高品質培養が可能な3D水位差潅流細胞培養装置
2022/07/14 10:59 - コメント
細胞形状を保った高品質培養が可能な 3D水位差潅流細胞培養装置 5-10㎜の充分な厚みのあるゲル形状を保ち、高品質な細胞が培養可能。 目的オルガノイド別の「圧力」「ゲルの硬度」「培養液の流速」がコントロールしやすい装置構造。 肝臓細胞、すい臓細胞の培養実績あり。 シリンジ形状での量産化、閉鎖系への改良が容易。 スクリーニング用96wellでの培養達成を計画中
再生医療の産業化のための細胞量産技術
2022/06/30 14:35 - コメント
再生医療の産業化のための細胞量産技術 10リットルの多能性幹細胞3次元大量培養を可能にする培養技術と分注技術 大型タンクによる幹細胞培養に伴う酸素供給と品質確保の問題を解決 凍結保存時に各バイアルごとのバラつきを抑制
野菜・花卉の鮮度保持剤・揮発シート
2022/06/24 15:44 - コメント
天然由来の成分が植物の気孔を閉じて乾燥を防止し鮮度を保持する。天然由来であり食経験がある成分のため安全性が高い。
精神疾患のバイオマーカープローブ・キット
2022/06/22 11:40 - コメント
精神疾患のバイオマーカープローブ・キット 血中のポリシアル酸を簡易かつ高精度に検出・定量できるプローブおよびキット
巨大DNA分子のサイズ分析法
2022/05/25 18:22 - コメント
DNA分子を外力により伸長し、再び戻るまでの緩和時間を測定することに基づく新しい方法を開発した。緩和時間は分子数に依存することが報告されており、緩和時間から分子サイズを同定することは、微量サンプルでの解析や解析の前処理、解析時間の短縮が期待される。本デバイスにおいて、DNA分子はマイクロ流路中でランダムコイル状の形態となっているが、電圧印加によりナノスリットを通らせ、分子を一次構造に引き延ばし、電圧印加を止めた際にそれが再びランダムコイル状に戻るまでの緩和時間を光学顕微鏡観察により測定する。
ピエゾ素材を用いた、超高精度な表面補正機能を持つ、X線顕微鏡ミラー
2022/04/20 16:12 - コメント
松山准教授が提案する技術は、ピエゾ素材(圧電素材)を用いて表面形状を調整することができる、X線顕微鏡向けX線ミラー素子である。 松山先生が提案する全く新しく、非常に優れたアイディアは、ニオブ酸リチウムというピエゾ素材の単結晶をミラーの基板として用いる、という点にある。
高純度イオン液体合成装置 オンデマンド・小ロット/多品種供給が可能に
2022/04/08 15:17 - コメント
- 副生成物、水以外の除去物質が生じない新たな合成プロセス
- 純度>98%(98.8% BMIM+NO3-)、アニオン・カチオン両ソースの変換率は平均99%
- 3種類のカチオンと5つの陰イオンで9種のイオン液体合成が実施済み
陽イオンと陰イオンの組み合わせからなり、常温で液体である「イオン液体」は、水、有機溶媒に続く第3の溶媒といわれ、化学反応や分離の場、熱媒体、電池内部液などへの応用が進められているが、イオン液体(C+A-)の合成は、水や沈殿を生成する陰イオン(OH-やCl-など)や陽イオン(H+やAg+など)を対イオンとした2つの原料物質(たとえばC+Cl-とAg+A-)を用意し反応させる必要が...
半導体バンドベンディングを精密に測定可能とするケルビンプローブフォース顕微鏡
2022/03/17 12:31 - コメント
- 半導体バンドベンディングを精密に測定可能とするケルビンプローブフォース顕微鏡
- マイクロ秒スケールで生じる電荷移動の影響をうけず、精密な表面電位測定が可能。
- 時間分解能の向上により、1サンプルあたりの測定速度が向上。
- 従来測定が不正確であった、半導体素子の動作周波数帯におけるバンドベンディングを精密に測定できる。実証実験済。
麦類赤カビ病のカビ毒簡易検査キット
2022/03/17 11:56 - コメント
- これまで特異的抗体がなかったNIVに対して特異的に反応する世界初のモノクローナル抗体
- NIVを含むトリコテセン系カビ毒を網羅的に検出できる簡易迅速検査キットを構築可能
赤カビ病菌であるFusarium graminearumが産生するDONやNIVは麦類を汚染し、これを摂取したヒトや家畜に健康被害をもたらすことが知られている。
DONおよびNIVは、農林水産省や世界保健機構(WHO)によってリスク管理が必要なかび毒に挙げられており、簡易免疫測定法による生産現場での迅速検出が求められている。
DON を対象としたイムノアッセイキットは市販されており検査規格が定められている。
一方で、NIVの毒性はDON...
生食可能なスプラウト玄米
2022/02/25 16:18 - コメント
玄米や胚芽米を全長25mm以上もしくは種子の5倍以上の長さまで生育させた発芽野菜 第一葉が展開しており,第三葉が展開する前の状態である(伸びすぎると葉が硬くなる) 根が15 mm未満もしくは種子の3倍未満である(根が長いと食感が悪い) 生食、または熱水中で数分加熱してから食することが可能
超臨界流体による有機物(脂溶性)の高感度質量分析
2022/02/21 11:49 - コメント
SFE/SFCとPTR イオン化質量分析とを組み合わせたSFC/SFE-PTRイオン化質量分析は、①超臨界流体中の溶質を、閉じた真空空間に直接に開放し溶質分子をイオン化するため、極めて単純な機構でイオン源が構成でき、②溶媒として用いる二酸化炭素がイオン化されないため目的物質の質量分析を邪魔しない、というメリットがあり、物質によっては従来の1000倍の感度で検出できる。
シリコン導波路デバイスの内部構造の品質検査法
2022/02/04 15:09 - コメント
- 非線形スペクトル変化を用いて、シリコン導波路デバイスの構造モデリングができる。
- プローブ光パルスのスペクトルデータとシミュレーションとの一致度から構造推定を行う。
- 長尺方向の微小空間ごとに分割して解析することで、分割した区画ごとに推定が可能。
自立発電可能な三次電池
2022/01/19 09:37 - コメント
- 電位の温度係数が異なる部材を電極として組合せることで、電池セル全体の温度変化により発電が可能
- 電極部材の調整によりさらなる起電力の向上が可能
- 特殊な材料や工程を用いないため、既存の二次電池設備を活用して、新規の投資を抑えた製造が可能
- 自立型IoTセンサーの駆動に必要な電力供給を可能なとする、昇圧回路を応用した回路構成(数十mVから数Vへ昇圧)を考案済
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