工業科学_機械

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協働ロボット用の近接覚・触覚センサ

2024/02/08 11:29 By Tech Manage - コメント
ToFセンサ及び静電容量センサからなる複合センサにより、検出範囲が拡大し死角を減らせる。 既存の産業用ロボットアーム/ハンドに対し、後付けで搭載可能。 対象表面全体にセンサを複数設置すると皮膚のようにセンシングでき、より安全性を高められる。

低コンタクト抵抗シリサイド合金膜

2023/12/15 14:42 By Tech Manage - コメント
シリサイド化によるSi消費量が少なく半導体素子の微細化・パワー半導体に好適。 耐熱性に優れ高温プロセスに対応可能。 汎用されている金属で高性能なシリサイド合金膜が作製可能。

災害時の電源喪失時にも情報収集可能にする通信システム

2023/11/28 10:43 By Tech Manage - コメント
災害時でも安定して運用できる、IoTシステムの通信手段を提案 導入コストが低い:ハードウェアは軽微な改造もしくは改造不要、ソフトウェアの変更で導入可能。

ダイヤモンド工具による窒化鋼表面の切削加工

2023/11/28 10:24 By Tech Manage - コメント
表面を窒化処理した窒化鋼(超精密微細金型材等)をダイヤモンド工具で精密切削加工する方法、その切削加工に供される窒化鋼、その切削加工法で加工した金型 ダイヤモンド工具で高硬度金型鋼を切削加工する時の急速な工具摩耗の問題を解決する。

 耐久性の高いダイヤモンドコーティング工具

2023/11/24 14:26 By Tech Manage - コメント
ダイヤモンドコーティング工具の耐久性を改善し、工具寿命が延びる。 ダイヤモンドコーティング工具の使用用途が拡大する(例えば板状のCFRPとチタンを重ねて共穴加工する場合)。

低消費電力で高出力の人間型ロボットハンド

2023/10/16 14:36 By Tech Manage - コメント
50 kgf以上の高い把持力を発生し、消費電力ゼロで50kgfの保持力を維持可能。 自由度の高い構造で、複雑で巧緻な動作が可能であり、人間が使う工具の使用も可能。

センシングデータを直接PUFに用いたデバイス認証技術

2023/10/11 14:22 By Tech Manage - コメント
センサから出た信号を処理するアナログデジタルコンバータ(ADC)が持つ非線形性をPUF(*)として認証に使う。 センサの種類や特性を問わず、汎用的なセンサデバイスで適用可能。例えば、画像、音声、加速度、地磁気、温度、水量、など。また、GPSや無線通信などでも応用が期待される。 PUFのための特殊なハードウェアを必要とせず、コストが低い。 *:Physically Unclonable Function:物理複製困難関数

接合しても強度が劣化しないという特徴を持つ金属の接合技術

2023/09/26 15:39 By Tech Manage - コメント
金属を接合しても、接合部の強度が劣化しない。接合部が母材と同等の強度になる。 ・摩擦圧接、摩擦攪拌接合、電気を使った抵抗接合で、効果を実証済み ・本技術は種類が異なる金属同士の接合も強度の劣化を極力少なくする。

超小型かつ高効率なヒートポンプ

2023/08/01 16:46 By Tech Manage - コメント
ヒートポンプサイクルの凝縮器と圧縮機を、駆動に外部電源を必要としない蒸気インジェクターで補助し、システム全体を高効率化 蒸気インジェクターのスロート部内径を狭めることで、水と蒸気の直接接触凝縮による高い伝熱性能と噴流ポンプとしての昇圧性能を実現 小型化によりヒートポンプの設置性を向上 空調機や給湯器の省エネルギー化に貢献

半導体製造時のプラズマを電源とする、電子回路

2023/07/31 13:41 By Tech Manage - コメント
半導体製造中に生じるエッチングプラズマから電力を取得して動作する電子回路。半導体の品質検査回路や物理複製困難関数(PUF)回路、その他半導体ウェハ上の付属回路を外付け電源なしで駆動。180nm標準CMOSで製造したテストチップによる予備評価でPUFセルの動作を実証済み

対面エアロゾル感染防止エアカーテンの病院配備

2023/06/23 13:53 By Tech Manage - コメント
  • アクリル板やマスクに代わる、対面での会話・行為・視野を阻害しない感染防止対策
  • 高いエアロゾル遮断吸引効果・ウイルス不活化効果
  • デザイン性・清潔感・拡張性
  • 医療機関の問診・採血等の対面作業や窓口業務における新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染防止に有用

高解像度(ナノスケール)の界面準位密度測定AFM顕微鏡

2023/05/26 14:52 By Tech Manage - コメント
プローブに印加する交流バイアス電圧を高周波(500 kHz超)にした高機能なKPFM。物質表面や界面の準位密度を「精確に」測定することを可能に。例えば、半導体ヘテロ接合界面での界面準位密度を、いわゆるバンドベンディングの影響なしに測定できる。ワイドギャップ半導体、高誘電率ゲート絶縁膜、グラフェンや電池電極など様々な物質の表面状態の精緻な評価を可能にし、新規素材やデバイスの開発をアシストする測定技術。

低導通損失でアークが抑制された低圧(400V)直流ハイブリッド遮断器

2023/05/15 13:58 By Tech Manage - コメント
低電圧(400V)直流システムのハイブリッド回路遮断器において、  ・半導体スイッチの導通損失が低い  ・アーク放電を抑制 発明者はゲート回路にJFETを利⽤し、従来のゲート制御レスハイブリッドCBが電流の転流と遮断を分離できないという問題を解決し、半導体スイッチの導通期間とターンオフ期間を個別に制御することで、導通損失の低減とアーク放電の抑制することを可能とした。

微粒子をサイズごとに連続分離するマイクロ流体デバイス

2023/05/09 11:28 By Tech Manage - コメント
血液成分(赤血球、白血球、エクソソーム等)、細胞、微生物、各種合成微粒子、リポソームなどの微粒子を高精度かつ簡便に効率よく分離し、分離した微粒子をサイズごとに回収するデバイス 利点。処理量と精度のトレードオフの解決を目指した新しいマイクロ流路のデザイン。流路設計により分離の閾値設定が可能であり、サブミクロンレベルの微粒子分離も可能。連続処理が可能であり、目詰まりの影響をうけにくい簡便な構造のため、自動化も容易。

高強度かつ内周にバリが生じない、パイプ材・中空材の接合方法

2023/02/02 11:09 By Tech Manage - コメント
電気抵抗発熱を利用した「圧力制御通電圧接」による、強度と密閉性の高いパイプの接合方法。接合材の端面をパイプ外周から内周にかけてテーパー形状に加工することで、内壁にバリがほとんどない滑らかなパイプ継手を作製可能。中炭素鋼S45Cパイプ材で実験を行い、適切な寄り代による変形で理想的な内壁を有するパイプ継手の作製を実証済。

超音波放射力による粒子解離で分子の平衡定数を半定量

2022/12/08 16:46 By Tech Manage - コメント
  • 超音波—重力複合場中の粒子解離挙動を利用した平衡定数の半定量
  • LSPR法やQCM法における測定時間の長さ、試料の必要量といった課題を解決し、特別な装置や技術も不要
  • Ka = 102-109 M-1の平衡定数を計測可能
  • タンパク質-リガンド間平衡定数の半定量を実証済

ノイズ除去性能と極低電力を両立するLDOレギュレータ回路

2022/10/31 12:49 By Tech Manage - コメント
消費電力を世界最小レベルに低減。 ノイズ除去特性(PSRR)は従来技術と同等かそれ以上。 本技術のLDOレギュレータは、PSRRが既存製品と同程度であったとしても、その消費電力は市販されているLDOレギュレータ製品で最小のケースと同等かそれより低く、マイクロアンペアを下回る(コンピュータシミュレーションによって検証済)。 高いPSRR性能と極低消費電力という特徴を活かし、多様や用途のIoTセンサやウェアラブルデバイスの高性能電源に適用できる他、エネルギーハーベスティングの観点からもお使いいただけると期待します。

高純度イオン液体合成装置 オンデマンド・小ロット/多品種供給が可能に

2022/04/08 15:17 By Tech Manage - コメント
  • 副生成物、水以外の除去物質が生じない新たな合成プロセス
  • 純度>98%(98.8% BMIM+NO3-)、アニオン・カチオン両ソースの変換率は平均99%
  • 3種類のカチオンと5つの陰イオンで9種のイオン液体合成が実施済み
 陽イオンと陰イオンの組み合わせからなり、常温で液体である「イオン液体」は、水、有機溶媒に続く第3の溶媒といわれ、化学反応や分離の場、熱媒体、電池内部液などへの応用が進められているが、イオン液体(C+A-)の合成は、水や沈殿を生成する陰イオン(OH-やCl-など)や陽イオン(H+やAg+など)を対イオンとした2つの原料物質(たとえばC+Cl-とAg+A-)を用意し反応させる必要が...

持続発展可能な社会の構築へむけた、粒子制御・循環にフォーカスした高効率・低コストエネルギープロセスの共同研究

2022/04/07 11:42 By Tech Manage - コメント
持続発展可能な社会の構築へむけた、粒子制御・循環にフォーカスした高効率・低コストエネルギープロセスの共同研究
 群馬大学 野田玲治 准教授は、化学工学の研究者であり、特に循環流動層における粒子の循環を制御したり、新たなプラントシステムを設計することにより、より効率的で低コストなエネルギープロセスの開発にフォーカスした研究を行っている。

研究内容①「3室内部循環型流動層」
 本研究者が独自に研究開発した新しい方式の循環型流動層であり、複数のリアクターをカップリングさせることにより、省エネで効率的なシステムとして期待される。研究者らは本システムを使用し、タールと水素を並産させるバイマスエネルギー変換システムを開発している。

超臨界流体による有機物(脂溶性)の高感度質量分析

2022/02/21 11:49 By Tech Manage - コメント
SFE/SFCとPTR イオン化質量分析とを組み合わせたSFC/SFE-PTRイオン化質量分析は、①超臨界流体中の溶質を、閉じた真空空間に直接に開放し溶質分子をイオン化するため、極めて単純な機構でイオン源が構成でき、②溶媒として用いる二酸化炭素がイオン化されないため目的物質の質量分析を邪魔しない、というメリットがあり、物質によっては従来の1000倍の感度で検出できる。
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