非線形変換とスパース主成分分析により高分解能、高速かつ安価なAD変換を実現
Advantages
- 高分解能かつ高速な光パルス信号を、非線形スペクトル変換とスパース主成分分析により、低分解能のAD変換器数個で検出しAD変換が可能
- デジタルコヒーレント受信技術にも応用可能
Background and Technology
5Gやbeyond 5Gにおける高分解能かつ高速な光信号の利用において、AD変換は電気的処理の限界に近くボトルネックとなっている。
本発明では高分解能(ex.8bit(28=256階調))かつ高速(数十GHz)な光パルス信号を、非線形スペクトルの高次元かつ多様な周波数成分に変換してスパース主成分分析することで、低分解能のAD変換器数個(ex. 4bit AD変換器を3個((24=16諧調)×3次元))で検出しAD変換が可能である。従来のようなインターリーブ等は不要であり、これによりAD変換工程に求められる処理性能が緩和され、高分解能、高速かつ安価なAD変換が実現できる。
<従来> <本発明>
Expectations
共同研究、または出願特許の実施許諾
Patents
WO2021/261476
Researchers
小西毅(大阪大学工学研究科 准教授)
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