看護実習に用いる乳幼児などを模した人形において、載せるだけで人形を乳幼児のように揺動させ、泣き声を発する揺動装置
Advantages
- 臨場感のある実習が可能
- 既存の実習用人形に適用可能
- 簡易な機構であり低コストで製造できる装置
Current Stage and Key Data
- 試作装置を用いて、実際に看護実習を行ったところ、実習生も「臨場感があり、実習に有用」との感想
※お問い合わせいただければ実際の使用時の動画をお見せできます。

Partnering Model
本装置の製造・販売パートナーおよび使用を希望する看護大学・専門学校などを募集
- パートナー候補例:看護実習モデル企業、看護製品企業、医療シミュレーター企業、看護大学・専門学校
Background
従来から、乳幼児や子どもを模した人形モデルを用いて看護実習や医療実習が行われている。より臨場感のある看護実習や医療実習を行なうためには、現実の子どもに近い人形モデルを用いることが好ましい。しかしながら、従来の人形は、実際の乳幼児とは異なり、静止した状態であるため、臨場感のある実習を行なうことが難しかった。このような課題は、乳幼児を対象とする実習に限らず、乳幼児よりも大きな子どもを対象とする実習についても同様であった。また、内部に自動機構を設けた動く人形は、製造に要するコストが非常に高く、実習の現場に導入することが困難であった。そのため、簡易な機構によって臨場感のある状態で実習できるモデルが求められていた。
本装置は、従来の動かない実習人形を所定の位置に載せるだけで、実際の乳幼児のような動きや泣き声を再現でき、より臨場感のある状態を再現することができる。本装置は、乳児看護実習で用いられる多くの人形モデルに適用可能で、簡易な機構であり低コストで製造できるため、多くの看護実習の現場に配備されることが期待される。
Patents
- 特許出願済み(未公開)
Researchers
前田由紀 准教授(東海国立大学機構 岐阜大学医学部看護学科)
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