【非破壊検査】埋設されている鉄筋の位置・深さ・太さ・破断箇所を推定する技術

2021/01/12 00:26 By Tech Manage

Advantage

 磁石に鉄などの強磁性体が接近すると磁界の対称性が崩れる現象を応用した技術。2つの磁気センサの中心に磁石を配置し、金属が磁石に近づいたときの両磁気センサの値の差の変化から、埋設された鉄筋の位置・深さ・太さ・破断箇所を推定することができる。

Background and Technology

 非破壊手法を用いた鉄筋等の位置・深さ・太さ同定については既にいくつかの手法が提案され製品化されている。

代表的なものとしては、電磁波レーダー法、電磁誘導法、レントゲン法などが挙げられるが、電磁波レーダー法は塩ビ管や空洞にも反応し径の推定はできない、電磁誘導法は塩ビ管や空洞に反応せず径の推定も可能であるが深度が深い場合の計測が難しい、レントゲン法は装置が高価で測定できる環境も限定的などの欠点がある。


 本技術は、性能面ではコンクリートに埋設された鉄筋での実証は未実施であるが、位置、深さ、 太さ、破断箇所の推定ができる可能性があり、コスト面では磁石と磁気センサ、アンプ、PCからなる安価な装置で構成されており、さらに小型化も可能であることから小規模な工事現場から大規模なインフラ検査まで活用の幅は広いと考えらえる。

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