ニッケル触媒を用いた脱スルホニル基クロスカップリング反応により、スルホンポリマーを分解する方法

Advantages
- 安定性が高く効率的な分解方法のないスーパーエンジニアリングプラスチックであるスルホンポリマーを化学分解可能
Background and Technology
スルホンポリマーはスーパーエンジニアリングプラスチックとして電子材料、自動車、航空機用途から医療に至るまで幅広く利用されている有機化合物である。強度や熱安定性、耐加水分解性などが非常に高いことがメリットである一方で、その安定性の高さゆえに効率的な分解方法がないため、その処分方法に課題を抱えている。
私たちは、ニッケル触媒を用いてスルホニル基をクロスカップリング反応の官能基として用いる方法を見出し、様々な基質を用いることを可能にした。さらに、スルホニル基をもつ基質としてスルホンポリマーを用いることにより、スルホンポリマーを分解することに成功した。
Data
- 研究室において本技術によりPSU(ポリスルホン)の分解を確認済

Expectations
本技術を応用して、スルホンポリマーの効率的なケミカルリサイクルの研究・開発・実用化に取り組むパートナー企業を募集中。
- パートナー候補例:化学・素材メーカー、水処理関連企業、自動車・航空機メーカー、等
Patents
- 特許:特許出願済
Publication
Researchers
南保正和 特任准教授(東海国立大学機構 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所)
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