再生可能なバイオマスをもとにした化成品製造のための新技術

2021/01/21 15:37 By Tech Manage

Advantages

微細藻類の一種であるボトリオコッカスが産生する不飽和炭化水素ボトリオコッセンは、ガソリンに代わる代替バイオ燃料として実用化が検討されている。

筑波大学 物性・分子工学専攻所属の木島教授・川島助教らは、このボトリオコッセンの更なる実用化を検討した結果、化学品(接着剤、樹脂、撥水加工剤)としての応用を可能としうる、ボトリオコッセン誘導体の合成方法を開発した。
この方法を用いることで、ボトリオコッセンが持つ炭素2重結合をエポキシ化、ヒドロキシ化、シリル化、アジド化、ハロゲン化できる。化石燃料によらない、再生可能なバイオマス由来化成品開発を可能としうる新技術である。

  • 本技術でエポキシ化したボトリオコッセン誘導体とジアミンとの反応により、樹脂様の生成物を得ることに成功。
  • 本技術でシリル化したボトリオコッセン誘導体を、ケイ酸塩ガラス表面に修飾することで、表面に撥水加工をほどこすことに成功。
  • 本技術により、多数のハロゲン(塩素)やホウ素を付与した炭化水素化合物が合成でき、医薬品や機能性材料の基材となる可能性がある。
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